やまゆり生活協同組合

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ニュース

ハンガー・フリー・ワールド ウガンダ支部長来日、協同組合視察

9月30日


ウガンダ支部長のムピーラ・ロバートさん、写真中央

8月3日(土)、飢餓のない世界をめざして活動する国際協力NGO「認定NPOハンガー・フリー・ワールド(HFW)」の
ウガンダ支部長のムピーラ・ロバートさんが飢餓から抜け出すヒントを日本の協同組合に学ぶために来日、視察しました。


寒川町の農協直売所「わいわい市」を視察

 
寒川町の有機農家「コモレビ農園」を視察


(c)HFW

やまゆり生協のセットセンターを視察


(c)HFW

HFW・コモレビ農園・やまゆり・ナチュラルコープヨコハマ交流会

≪ロバート支部長からお礼のメッセージが届きました≫

8月3日の訪問を受け入れていただき、ありがとうございました。やまゆり生協さんの組合員の利益に対する情熱、調整力、献身にとても感銘を受けました。例えば、組合員の各家庭ごとに冷蔵室や乾燥室から離れた場所で、さまざまな商品を選別する作業は、情熱と献身が必要な忍耐強い取り組みであることがわかりました。また、海藻のような非常に珍しい地元商品を、少量でも用意して届けるという強いコミットメントにも感銘を受けました。

 農家、JA、寒川町農政課、地元野菜を使った飲食店、やまゆり生協さんとナチュラルコープヨコハマさんが協力していることは、コミュニティ開発に向けた素晴らしく効果的な取り組みだと学びました。今回の神奈川への訪問を調整してくださった加藤さんが「もともとハンガー・フリー・ワールドを知らなかった」とおっしゃったのがとても興味深かったです。ナチュラルコープヨコハマさんがHFWを紹介してくださり、加藤さんが有機農業を実践しているコモレビ農園の馬谷原さんや、地元の野菜を使ったレストランに紹介してくださったことも、とても楽しい経験でした。また、馬谷原さんが寒川町のJAや農業政策課に紹介してくださったことも印象的でした。

ステークホルダー同士の近しい交流は、バリューチェーンを維持する上で非常に重要です。このようなネットワークはそれぞれのセクターに「乗数効果」を生み出し、互いの目的を達成するために不可欠であると私は考えています。さらに、ウガンダと日本が「食料への権利」という同じ目標を達成するために、それぞれ異なるアプローチを持っていることが興味深いと感じました。同様のことが、有機農業の実践など、両国の協同組合が直面する課題にも当てはまります。また、コモレビ農園さんやJA直売所から、地域や組合員のニーズを優先するだけでなく、ブランディングの重要性も学びました。

 最後に、ナチュラルコープ・ヨコハマさんが希望されている料理や衣装を通じたイベントなどを通じて、文化や伝統をより深く知ることでパートナーとしての協力を強化する必要性を感じました。これは、私がHFW本部とともに今後強化したいと考えていることです。

 たくさんの質問をさせていただきましたが、それは皆さんが見せてくださったり、説明してくださったことに非常に興味をそそられたからです。私の終わりのない質問に忍耐強く対応してくださったことに心から感謝しています。予想以上に「有名人」として迎えていただき、皆さんのおもてなしをとても楽しみました。ウガンダに戻った際には、私のチームメンバーにこの経験を語ります。何よりも、すべてのパートナーに感謝の意を表し、すべてのサポートに心から感謝しています。